• 2020年3月20日
  • 2023年6月23日
  • 野菜
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田舎のガーデンでは、米作りもやっています。備忘録も兼ねて米作りのあれこれをまとめてみたいと思います。



種籾(たねもみ)の購入

農協から種籾を購入します。4月中旬の苗伏せ(なえふせ)に向けて米の芽出しを行います。
購入した種籾の情報
「水稲種子 コシヒカリ 温湯消毒」
※今回使用した種籾は消毒済みですが、未消毒の場合は消毒の工程がありますので注意ください。


種籾(たねもみ)の芽出し

※地域によっては、浸種(しんしゅ)・催芽(さいが)と呼ばれる工程です。
苗伏せ(なえふせ)作業の前に、芽(根)を少し出しておきます。

浸種(しんしゅ)

浸種日数は積算温度で100度以上が目安です。例:水温10度で10日間。
※発芽を早め、発芽揃いを良くする為に行います。水分を十分に吸収させる必要があります。浸種の水量は種籾量の
2倍以上必要です。(例:種籾2kgの場合、水量は4リットル以上必要)浸種期間中は1~2日間隔で新しい水に交換、種籾の上下の入れ替えを行い、積算温度がムラにならないようにしましょう。種籾がアメ色になり、胚が白く透けて見える頃が、浸種終了の目安です
※コシヒカリの例です。銘柄によって多少異なるので購入元に確認ください。
菌が繁殖するので水温は15℃を超えないようにしましょう。

催芽(さいが)

28度のお湯に1晩つけます。
※芽を一斉に出させるための工程です。
※コシヒカリだと10時間前後で芽が出揃います。


乾燥

苗伏せ時に、種籾が均等に落ちるよう種籾を乾燥させます。苗伏せ作業の前日に種籾を広げて日陰干します。